海浜鉄道日誌

サマースクール&サミット 地域鉄道再生の決め手 うーん

4日、ローカル鉄道・地域づくり大学理事会が開催されました。

議題は、今月末と翌月のサマースクールとローカル鉄道サミットについて。

スタッフ一同、できる限り参加の方に納得いただける内容にしようとがんばっています。

が、根本的なところで「うーん。」といった感じになります。

ひたちなか海浜鉄道は、震災も乗り越え輸送人員は増加を続けています。それにつれて収支も改善傾向にあり、それが沿線に波及する芽も出ています。

市民協働もいい形で進んでいます。おそらくこれだけバランスよく経営が改善しているのは、ここだけでしょう。

こうなるに至った成功事例や取組を整理し、地域公共交通の先進的モデルとなり、さらには全国の同じ悩みを抱える地域で活性化を担う人材を育成することがローカル鉄道・地域づくり大学の目標です。

ところが、「何が決め手」というものがなかなか。

・地元に利用をアピールし続けてきたことが、通学定期の伸びや全国平均を上回る通勤定期の復調に現れている。

・観光地とのタイアップが功を奏し、非日常利用のお客様が増えている。

などなど、まだまだ要因は挙げられますが「これこそが」というものはまだ見つかりません。

なんだか「みんなで一生懸命やったら、結果はついてきたんだよ。」という先輩のお言葉が頭をよぎります。

サミットの開催まであと1か月弱。

みなさんにアピールできるよう、もう少し考えをまとめなければいけないようです。