28日、連合茨城主催、茨城経営者協会協賛で「2015連合茨城地域活性化に向けたフォーラム」が開催されました。
基調講演は、経営共創基盤代表取締役CEOの冨山和彦さんによる「なぜローカル経済から日本は甦るのか」。
パネルディスカッションは「地域の活性化には地域の中小企業の活性化が不可欠」がテーマ。
パネラーは、高杉徹常総市長、横田能洋茨城NPOセンター・コモンズ代表理事、麻生裕子連合総研主任研究員、和田浩美連合茨城会長というそうそうたるメンバーに自分。コーディネーターは、茨城放送パーソナリティでフリーアナウンサーの今章子さん。
結論が出るのかドキドキしていましたが「こういういろいろな人が交流を持ち、知恵を出し合うことが重要」という認識を共有することができました。
(あのバラバラともいえる各パネラーのお話を、短時間でここまで集約した今さんのお力に感動です。)
結論については「なあんだ。」と思われる人も多いでしょう。
が、これが本質だと思います。
湊線で考えれば、力がまだついていないひたちなか海浜鉄道に、市民の皆さん、国、行政、鉄道ファンからいろいろと知恵を授けてもらっているうちに、多岐にわたる人たちとの連携につながり(二重表現でしょうか)、結果が鉄道自身の輸送人員増と収支改善、さらには沿線活性化の芽にもなっています。
労働者の代弁者連合が声をかけ、これだけ立場の違うメンバーが集い、一つの認識を共有する。
大きな意義があったのではないでしょうか。