海浜鉄道日誌

リスタート 経営改善をバックに

少々ご報告が遅れましたが6月1日に株主総会を開催しました。

取締役の選任については承認をいただき、今後1年間同じ体制で経営にあたることが決定しました。

お客様、そして支えていただく皆様、あらためてご支援のほどよろしくお願いいたします。

合わせて昨年度の決算についても承認いただきました。

年間輸送人員は、開業以来最高だった25年度をさらに11.8%上回り93万9644人、旅客運輸収入は7.5%上回る1億9152万7千円の好成績となりました。

輸送人員と収入のギャップは、消費税増税分を運賃に上乗せしなかったことによるものです。

通常営業費用がほぼ25年度並みだったため、単年度最終損失は465万8千円と500万円を切るところまで改善できました。

収入面でありがたかったことは、高田の鉄橋駅開業効果がきっちり出ていること、観光客だけでなく地域の足として通勤・通学定期(=普段使いのお客様)も順調に伸びていることが挙げられます。

また、今年度に入っても定期のお客様は堅調、定期外のお客様もゴールデンウイークが好天に恵まれたこともあり昨年を上回る状況で推移しています。

ひたちなか海浜鉄道に足りないところは?

広告やグッズ収入が他社に比べ少ない?

まだまだ商店街や観光地、他の鉄道事業者との連携の余地がある?

細かい経費の節約は?

単年度収支均衡が見えたような見えないような…。

もうひとがんばり。ご協力よろしくお願いいたします。