4月1日から、ひたちなか市のおとなり東海村で路線バスが一気に4路線新設されます。
路線バスの維持が大きな問題となっている昨今、それだけでも大ニュースです。
が、さらに驚いたのが、そのうち1路線は常磐線東海駅を起点に国営ひたち海浜公園まで足を伸ばすとのこと。
これに伴い、東海村役場から連携のお誘いがありました。
こちらとしても、お誘いを歓迎しなんとか成果を上げたいと感じています。
というのも、「市町村境を越えておとなりの市までバス路線を引く」「おとなりの市の企業と連携を図る。」というのは村にとって大英断であり、高く強固な行政区域の壁を崩す前例となりうると考えられるので。
「湊線で海浜公園へお越しの後、虚空蔵尊へ足を伸ばす。」「東海村へ出張の後は、海浜公園を経由しておさかな市場で食事。」
こういったお客様が増えて、それが好例となり、行政間の連携が強化される機運が生み出され、将来的にみんなが便利になるお手伝いとなること。
これは、おとなりの村から声をかけられたひたちなか海浜鉄道の責務かもしれません。