海浜鉄道日誌

読売新聞に時刻改正記事 地味だけど目玉はあるんです

今年の湊線ダイヤ改正は、上野東京ラインの開業などに隠れたようであまり取り上げていただけなかったようです。

3日付の読売新聞茨城版朝刊で、やっと記事が。

そちらでの記載のとおり、今回もちゃんと改正のセールスポイントはあるんです。

ひとつは勝田発最終列車の繰り下げ。現行23時44分が23時50分に繰り下げられました。

これで、上野発22時15分のときわ号からの乗り継ぎが可能になり、東京での滞在時間がさらに15分伸びました。

この列車は、高田の鉄橋着0時02分、那珂湊着0時05分。日をまたぐ列車が誕生したのも利便向上を追求した結果でしょうか。

また、上野東京ラインの開業に伴って、羽田空港国内線ターミナル発21時21分の京浜急行から品川発21時44分のときわ号へ乗り継ぎ、さらに湊線最終列車に乗継が可能になります。

全国どこからでも、ほぼ晩ごはんを食べてから飛行機に乗れば那珂湊まで来ることができるわけで、この便利さはこれからの観光客誘致の強力な武器になりそうです。

他力本願なところで、普通列車グリーン料金は上野東京ラインから先まで通算となり、最遠沼津から勝田まで休日は780円でグリーン車で旅をすることができるように。

また、ほぼすべての新幹線に東京駅で乗継が可能になり、これも全国的な観光客誘致の追い風になりそうです。

よく「ローカル線とはいえ条件に恵まれている」と言われる湊線が、ますます便利になります。

これで利用増に失敗したら…。

ちょっとプレッシャーを感じる今日この頃。