1日、富山県魚津市議会在来線等まちづくり対策特別委員会の視察を受けました。
自分の古巣である富山地方鉄道の沿線ということもあり、終始和やかな雰囲気の中でのお話し合いとなりました。
半年後に迫った北陸新幹線の開通。魚津市はすべての特急が停車するまちから新幹線の通過するまちに変わってしまいます。市の危機感は相当なもので、ビジネスであれ観光であれ、なんとかこれまで以上に魚津に人が来てくれるようあれこれ思考を巡らせているそうです。
こちらでの取り組みをいくつかお話しましたが、なにしろ湊線とあいの風とやま鉄道では規模が違います。役に立てなかった部分が大きいかと思いますが、応援だけはできるかと。ご健闘をお祈りします。
ところで富山県のいいところは、こういう状況でも「在来線等まちづくり対策」ということで必ず鉄道とまちづくりを合わせて考えるところ。
佐伯宗義が唱えた「一県一市街地化構想」が県全体に浸透している気がします。
鉄軌道王国とやま。いっそ、全県一市にして公共交通で強く結ばれた政令指定都市を目指せばいいのでは。舟橋村だけは独自の道を歩みそうですが。