海浜鉄道日誌

北陸ー首都圏は変化する

8日、訳あって富山へ。

越後湯沢で乗り換えるときにふと思います。

「ほくほく線にはもう乗らないかも。」

北陸から首都圏への経路は、古くは碓氷峠越えでした。旅行者の食事は峠の釜めし。

これが東海道新幹線の開通で、米原経由新幹線利用が主役に。食事は、米原駅で買う駅弁でしょうか。

さらに上越新幹線の開通で乗り換えが長岡に。開通当初は大宮でも乗り換えがありました。時間短縮効果が大きく、食事を取らずに目的地へ行くことも多くなったようです。

ほくほく線の開通後は、北陸の人間にあまり縁のなかった越後湯沢乗り換えに。もう車内で食事はあまりなくなってしまったのでは。

そしていよいよ来年3月、北陸新幹線が開通。乗り換えなしで富山・金沢へ。所要時間も3時間を切ります。

ここ50年の鉄道の発展史が凝縮されているようで、趣を感じます。

富山県に行けば「東京へどうやって行っていた?」と聞くだけでだいたいのお年がわかるかもしれません。