海浜鉄道日誌

プロレスの衰退にローカル線の活路を見た

6日は、第6回サスガ☆カミスガ。

天候があまり良くないのに、本当にたくさんの人が参加していました。

いろんなイベントの中で、印象に残ったのがゼロワンプロレス。

全盛期にはこういう場での興行はあり得なかったんでしょうが、今やプロレスは完全に下火。

見ている家族連れもプロレスの素人。

自慢の技を繰り出しても、きれいにロープブレイクしても静かに見守るだけ。

ここで拍手して盛り上げなきゃ、と思っていると、選手自ら大きく手を叩いて「プロレスってのは、ここで拍手するんだよ。」とアピール。

やっと盛り上がり、場に一体感が生まれてます。

ファンクスとか馬場・鶴田を夢中で見ていた自分(すいません。田舎だったのでテレビ朝日の猪木は視られませんでした。)からすると、ちょっと切ない気がします。

かつては真剣勝負だと思われお年寄りがショック死したりしたプロレス。レジャーが多様化して衰退したプロレス。ミスター高橋が暴露本を書いたりしてそれに拍車がかかったプロレス。

それでも、再興を目指してがんばっているプロレス。そうです。家族連れに要所や楽しみ方を地道に教えていってください。

そんな姿に、ローカル線が重なっても見えます。

がんばれプロレス。水郡線だけじゃなく、鉄道やバスに乗って家族そろってプロレス見物、という時代が来れば最高です。