海浜鉄道日誌

眠れぬ夜も安全のため

 台風が接近した25日夜。

 こういう天候の場合、いざと言うときのために自宅待機になります。

 ほとんどの場合、最終便の運行終了後は、翌日の線路点検まで仮眠となるわけですが、今回はそうはいかず。

 午前2時過ぎに、揺れは小さいもののちょっと長めの地震。

 その後に、市の緊急放送により津波注意報発令が流されました。

 そうこうするうちに、必要と判断されれば線路点検を実施する朝4時。

 幸い、線路異常の連絡はなく始発から通常運行に入りましたが、担当者はみな眠れぬ夜を送りました。

 輸送安全の確保は鉄道事業者の使命。昨晩は果たせたようです。

 台風は26日がピーク。どうか静かに過ぎ去ってくれますように。