31日、平成24年度決算を発表しました。
年間輸送人員は78万8333人と、平成22年度を上回り開業以来最高となりました。
とはいえ、震災のあった平成22年度は順調であれば80万人超えは確実でしたので、本当の意味ではまだ最高とは言い切れないでしょう。
営業収入も、旅客運輸収入が1億7千万円を越える水準まで回復、運輸雑収入も順調だったため、震災前である平成21年度をわずかですが上回る結果となりました。計画では、震災前の95%までの回復を目標としており、これはクリアすることができました。
年度当初は、震災以降続いていた通学定期の減少が止まらず、観光のお客様も伸びず、という状況が続きどうなることかと思っていましたが、幸い6月以降回復基調に乗り、10月以降は震災前を上回るお客様にご利用いただきました。
完全とは言えませんが、まわりの皆さんのお力添えによってどうにか震災の影響を脱した、といった感じがします。
好調な年間定期券の売り上げ、好天にも恵まれ昨年以上にお越しいただいている観光利用のお客様。
これらに支えられ、今年度も順調な滑り出しを見せています。
さて、一気に収支均衡まで突き進みますか。