海浜鉄道日誌

万葉線ネクタイ 地域一体活性化の見本?

 国立高岡短期大学(現富山大学芸術文化学部)、高岡市の老舗洋品店株式会社Kley、それに万葉線株式会社が連携して商品化した「万葉線ネクタイ」。

 堅実に売れているようで、富山空港にも商品が並んでいました。

 デザインを勉強する沿線大学の学生が原案を作成、銅器のまちとして古くから商品デザインについて造詣の深い地元高岡市の業者がそれを商品化、鉄道のネームバリューと業者さんの販売チャンネルを活用して幅広く販売というシステム。

 学生にとっては本物の商品をデザインできる貴重な体験、業者にとっては売れ筋商品の開発、鉄道にとってはパテント料が入るうえ宣伝にもなります。

 これが縁でこの業者さんに就職した学生さんも。

 「鉄道と地域の一体的活性化」の一つの見本でしょうか。

 ネクタイ1本2500円。富山県をお訪ねの際はぜひお買い求めを。

 私は10本ほど持っています。