海浜鉄道日誌

東海村観光協会講話 隣村とは仲良く

 21日、おとなりの東海村観光協会のお招きで、鉄道と観光振興について1時間少々お話をさせていただきました。

 原子力発電関連事業にのみ依存せず、観光にも活路を開こうと模索が始まっている同村。地続きということもありひたちなか市の取組に興味を持たれたようです。

 お役に立てたのかどうかちょっと不安なところもありますが、逆にこちらはいくつかの収穫をいただきました。

 原電関係でかなりの出張者、研究者がやってくるそうです。その人たちに簡単な地元観光案内をすることも多く、日立市や北茨城市まで足を延ばすこともしばしば。また、鉄道・バスの便が不便で、皆さんタクシーや送迎車で東海駅まで送り迎えをしている由。

 どうせ送迎するなら、那珂湊駅はいかが。おさかな市場やまち歩きを楽しんでいただいて、レトロな湊線で「ほっ」。しかも勝田からは始発特急もあり余裕で自由席に座って首都圏へお帰りいただけます。

 また、下地ができたグリーンツーリズム体験ツアーの受入れ先として、農家の方も協力していただけそうです。

 市町村境なんのその。連携で新たな活性化が望めそうです。

 幅広くいろいろな方がいらっしゃる東海村観光協会。これからもよろしくお願いいたします。