震災から2年の節目。ここのところ、ひたちなか海浜鉄道の経営状況が報道されることが多くなりました。
興味深いのが、各社とも非常に好意的に湊線を取り扱っていただいていること。そして、ひとつの事実がさまざまな捉え方をされていること。
通学定期旅客が収入ベースでまだ10%以上落ち込んでいることに注目して「利用者戻らず」、本年度の運輸収入目標が達成確実であることに注目して「順調に復興」、経営状況はさておき「新駅」「延伸を検討」に注目などなど。どれも事実であり、どれも会社の気持ちを慮った論調です。
真実は一つ、見方はさまざま。そのさまざまな見方が年若い当社の貴重な財産になっています。
これからもどんどん表に出ていきたいものです。