海浜鉄道日誌

財務諸表に表れない財産 12日開催「知的資産経営フォーラム」事前打ち合わせ

 「知的資産を見直して整理し、経営に活用することで事業価値を高める経営手法」を知的資産経営と言います。

 ひたちなか海浜鉄道でも2012年度、水戸信用金庫さんと中小企業診断士の横田先生にご指導いただいて報告書をまとめたことは以前お知らせしました。

 この報告書の評判が良かったのか、12日に開催される「高めよう事業価値!見直そう"かくれた強み"! 中小企業のための知的資産経営フォーラム2012」にパネリストとしてお呼びがかかりました。

 2日はその事前打ち合わせ。

 モデレーターの森下先生とお話をするうちに、改めて「財務諸表に表れない」価値=応援団を始め市民の協力や駅猫おさむ、そしてレトロ車両と風景などなどを認識することができました。

 こういう知的資産が、資金力の弱い中小企業にとって生き残りの財産となるそうです。

 なるほど、山手線で改札口から高校生に向かって「早く来ないと発車するよ」と声をかけたりはしません。これもローカル線ならではの資産なんですね。

 こういったお話をさせていただく機会になりそうです。

 さて、短時間でどこまで皆さんのお役にたてるのか。参加申し込みは、定員をはるかに超えているようです。