海浜鉄道日誌

わ鉄樺澤社長と情報交換 市民交流が縁

 14日、大間々駅でわたらせ渓谷鐵道樺澤社長とお話しすることができました。

 震災後、みどり市で発足した「那珂湊との市民交流の会」。市民レベルでいろいろな形で那珂湊に対して支援いただいています。

 その一環として、この日は大間々で那珂湊の特産品の販売が行われました。

 こうした市民交流に相乗りする形で、みどり市ではわ鉄とのコラボが進んでいます。

 今回は、こうした市民の皆さんから「鉄道同士もぜひ交流を」とのお誘いを受けて実現したもの。

 地域とともに歩むローカル線としては、理想的でうれしい交流です。

 厳しい収支状況の中、新型車両導入、自走トロッコ車両新造、従来のトロッコ運行のためのディーゼル機関車2両の維持など湊線では現時点では考えられないような大胆な営業姿勢に肝を抜かれます。

 車両と機関車だけでも維持費の負担は重いでしょう。それに負けずがんばっている事業者。是認して支える沿線市民。

 かつて廃止論も出たそうですが、現在はその声なし。市民鉄道の一つのお手本ですね。