イベントが続き、非日常利用のお客様にたくさんご乗車いただいています。
そのなかでひとつ、知恵の蓄積になったのが自動券売機と係員のタイアップ。
イベント時には、帰りの乗車券をあらかじめ購入いただき、終了後の集中輸送の混乱を避けることにしていますが、例えば那珂湊駅。
列車到着後、券売機には30名を超えるお客様の行列ができます。
あらかじめ係員が機器の横に立ち、行先と枚数を聞きボタン操作、発券の間に次のお客様からお金を預かり同じように行先と枚数を聞く、という手順を守ると予想以上のスピードで発売できることを昨年発見。
今年は、さらに多くのお客様にお越しいただきましたが同じ手法で混乱なし。なれないお客様にとっても、販売箇所が1か所に絞られているため混乱がなく、一人ひとり声をかけての接客はイメージアップにもつながります。
発売側としても、乗車券販売にかかる係員は券売機横の1名または2名で済むうえ、余裕人員を他に回すことができ、まさに一石二鳥。構造上、係員が出札窓口を出られない勝田駅改札でも同様の声がけで大きな効果がありました。
湊線、ひとつひとつの作業にまだまだ改善の余地がありそうです。