海浜鉄道日誌

公共交通 富山が熱い

 北陸新幹線開通が近づき、再び公共交通に対する論議が高まっているようです。

 並行在来線の経営問題、JR西日本にとって初めての飛び地経営となる城端線、氷見線のあり方などなど。

 並行在来線については「富山県並行在来線対策協議会経営専門委員会」委員、城端線、氷見線についてはシンポジウム参加といった形でかかわらせていただくことになりました。

 もともと富山は「富山県一市街化構想」の下、富山地方鉄道が100㎞をゆうに超える鉄道路線網を張り巡らせ、近年では万葉線と富山ライトレールでモータリゼーションの進んだ地方での鉄道のあり方の先進事例を示した、いわば公共交通先進地。

 新幹線の開業によって、この富山の公共交通がどう変化するのか、興味深いところです。

 遠隔地からはなかなか応援ができませんが、これからも「地方の公共交通活性化のリーダー」であり続けてほしいですね。

 (そのうち、逆輸入されたりするかも。)