2日、財団法人グリーンふるさと振興機構のご協力で「キズナ強化プロジェクト 韓国訪日団 被災地滞在プロジェクト」の皆さんに湊線をご利用いただきました。
韓国の学生さんが約60名。初めての国外の団体さんをお迎えし、こちらが1文お話しするごとに通訳を入れる、という感じで、会社設立の経緯と震災からの復興についてお話した後、那珂湊から阿字ヶ浦、さらに勝田まで専用車両で湊線を満喫していただきました。
中には、アメブロをやっていて、こちらがコメントを入れたことをしっかり覚えていてくれて、道中ずっと質問をくれたり自分の夢を話してくれたりした学生さんも。
やけに日本語がうまいなあ、と思っていたら、今回のメンバーは在外公館主催の日本語関連行事や選抜試験で選ばれた学生ばかりで、みな日本語はほぼ理解できる、とのこと。
もしかしたら、こちらの日本語の方が怪しかったかもしれません。
最後には勝田駅で、おとなしそうな女子学生さんが恥ずかしそうに話す日本語の謝辞を受け、お礼の扇子をいただいてお別れ。
見た目は日本の高校生と区別がつかない友好的な彼らも、日本より厳しい受験戦争にさらされ、数年後には徴兵の年齢に達します。
そんな話をしながらの1時間は内容が濃く、なんとなく別れがさびしくなります。
とは思いつつ、彼らがしっかり韓国各地で湊線の宣伝をしてくれたらな、と思ったのは商売に毒されているのでしょうか。