海浜鉄道日誌

北陸新幹線並行在来線問題

 どういう経緯か「富山県並行在来線問題経営専門委員」を委嘱され12日に第1回委員会に出席しました。

 勉強になったこと=大赤字の某国営施設を引き継いだ地元のイルカ交通が、地元密着の経営により見事黒字化に成功したこと。この会社は名古屋行き高速バスにも参入、着実に成果を上げています。やればできるんです。

 意外だったこと=支線の城端、氷見線がJRのまま残ること。飛び地のような支線を残すのはJR東日本だけかと思っていましたが、JR西日本も同様の方針のようです。とはいえ、地元では新会社を立ち上げ経営移管することを検討する向きもあるようです。

 うれしかったこと=ひたちなか海浜鉄道がモデルとなった「年間通学定期」が、ほぼそのままの形でIGRに採用され成果を上げていること。IGRの皆さんは「すいません、そのままパクリで。」とおっしゃいますが、そんなことはありません。自社のアイデアがそのまま活用されるのは、他人に認められたということですから、正直うれしいことです。

 以上、2時間ほどの会議でしたが経営専門委員としてお役に立てたかはともかく、自分にとってはうれしくてびっくりしてさらに勉強になる意義深い会議でした。もらった資料もものすごく参考になります。

 また、呼んでほしいですね。