海浜鉄道日誌

湊線再生計画

湊線の存続が決まってからあと半年で5年。

そろそろ事業計画も見直しが必要ということで、開業前に策定された「湊鉄道線再生計画」を再度読み込んでいます。

輸送人員の減少は避けられないと想定していること、営業増進策をあえて盛り込んでいないことなど、シビアな見方がされており、これが足腰のしっかりした湊線再生の礎となったことを痛感します。バラ色の計画がとん挫して苦境に立たされている地方私鉄がいくつもあることを考えれば、厳しい条件をあえて提示し、それを容認して前進したひたちなか市や茨城県の関係者の度胸に感動を覚えます。

さて、これからの5か年はどうなるか。事業者にはすごいプレッシャーがかかっているような…。