もう1週間前になってしまいますが、2月5日、由利高原鉄道利用促進シンポジウムがあり、東北の3公募社長をパネリストとした活性化のためのパネルディスカッションが開催されました。
非公式に顔を出したつもりでしたが、なぜか会場にはいすみの鳥塚社長と私の席も準備されていて、話を振られる場面まで。あまり心臓によろしくない会合でした。
内容はさておいて、由利高原鉄道の置かれている環境はひたちなか海浜鉄道に比べはるかに厳しいものです。人口集積地から遠い、沿線人口が少ない、雪深い…。
それでもここは残るだろうな、と感じたのは会場の雰囲気。市役所の皆さんから財界、市会議員の皆さんもたくさん議論を見守っていらっしゃいました。これに新社長の手腕が加われば大丈夫でしょう。他人事ながら安心しました。
いくつかの鉄道の存廃を見てきましたが、その境目はこうした地元の皆さんの熱意だと感じています。
この路線は消えるか残るか。なんとなくフィーリングでわかるような気がしますが、皆さんはいかがですか。