海浜鉄道日誌

実相寺昭雄監督

 10月19日付の交通新聞1面で、意外な人のお名前が目につきました。

 実相寺昭雄。すでにお亡くなりですが、かのスーパーヒーローウルトラマンの監督をされていました。

 ハヤタ隊員がウルトラマンに変身する時、変身アイテムのフラッシュビームと食べていたカレーライスのスプーンを間違えるとか、怪獣墓場に帰りたくてしょんぼりしている怪獣シーボーズなど、一風変わったストーリーでシリーズにスパイスを効かせた方で、その方面のファンには根強いファンが多くいます。

 鉄道ファンでもあり、晩年には「万葉線を訪問したい」とおっしゃってましたが、かなわずお亡くなりになったことでも心に残っています。

 記事によれば、オペラ魔笛の演出も手掛け、舞台にウルトラ怪獣まで登場させたとのこと。

 怪獣、鉄道、オペラ。ウルトラマンとカレーライスのスプーン。  つながりそうにないものをつなげる。見習わないといけませんね。