海浜鉄道日誌

いすみ鉄道社会実験

 2月28日と3月1日、いすみ鉄道の存続・再生を目指す社会実験が実施されました。

 乗合タクシーやシャトルバスも運行されており、気になって1日現地をのぞいてみました。

 あいにくの雨で、一部イベントが中止されたりしていましたが、国吉駅からのシャトルバスには10名ほどの利用者があり、まずまずのようでした。鉄道の増発便もファミリー、アベック、鉄道ファンと多彩な顔ぶれ。

 また乗合タクシーも、イベントが重なったせいもあるのでしょうが、普通車1台では積み残しが出る状況でした。同乗した地元の女性によれば、ショッピングセンターへの買物に1ヶ月間重宝したとのこと(乗合タクシーの実験は2月中、1ヶ月間実施。コースには大多喜駅から、郊外のショッピングセンター及び高速バスストップを経由し、その近くに新設された城見が丘駅を結ぶコースもあり)。地域の活性化という別の面での効果がありそうです。湊線でも実施の際は、コース等を熟考しなければ、と感じました。

 ところで、大多喜駅の白黒ネコ、しばらく見ないうちにずいぶん太ってしまって。観光客からいろんなものをもらっているのでしょうか。人なれもしていて、乗合タクシー待ちの間かまっていたら、ひざの上に乗ってきてお昼寝。そろそろ駅長にしてやってもいいのでは。